12th man in the haddle

シアトル・シーホークスを応援するブログ

2021年08月

トレーニングキャンプ半ばで行われるホームスタジアムでの紅白戦。プレシーズンマッチが4試合から3試合に減少したため実戦形式で攻守の1stチームが開幕戦前にまとまってプレーする貴重な機会。ここで活躍出来るかがロスター当落線上の選手たちにとって今後を左右する大事なイベント。
スタッツは下記の通り(なおアンオフィシャルのためスタッツはすべてを網羅していない)
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1stチームのオフェンスは最初のドライブでラッセルからDKへの40yd超のロングパスを決めるなどで順調に敵陣ゴール前までボールを進めて最後はRBカーソンのTDランで締め。
ただそのあとは3FGとRZまで攻め込むが決め手に欠く展開。レシーバー陣はまんべんなくパスが回ってきた中で、やはりDKの一発は頼りになる。
ブラウンが有給のためLTは新人のフォーサイスが登場。課題のランブロックはまだパワー不足が否めないもののパスプロでは安定感を見せた模様。Cはポシックがハムストリングのハリが再発したためフラーがイン。
一方1stチームのディフェンスはNTフォードのファンブルリカバーTDを決めるなど1FGに抑えて完勝。ダンラップが2サック。4Qにはダンラップが外からプレッシャーをかけてラッセルをステップアップさせたところにハイダーが中央を割り込んできてサックを決め、新戦力とのコンビネーションを見せてくれた。
KマイヤーズはPATを1本外したものの50yd1本を含むFG4本を全て成功させる。昨シーズンは蹴ったFGを全て成功させた唯一のKだっただけに好調をぜひキープしてもらいたい。

やはりというかQBは先日契約したマニオンについてはほぼアシスタントQBコーチ扱いらしい。この日も2ndチームに入ることはなく、2年ほどウォルドロンのもとで学んでいたプレーブックのインストールを補助する役目のよう。代わりに入ったのはジーノとマグーだがこちらはジーノに軍配が上がった。今年もマグーはPSでジーノがQB2になりそうだ。
他で目立ったのは2年目TEパーキンソン。TE勢では出色のパフォーマンスを見せてデプスで上の2人にプレッシャーをかけている。プレシーズンでも出番はかなり貰えそうなので彼の残す数字に期待したい。

 

今年のトレーニングキャンプのトピックを紹介するエントリー

1.チームのワクチン接種状況
 チームの所属選手のうち90%が接種済み。またコーチングスタッフの100%全員が接種完了。
現状接種拒否を公言している主力選手はCBリードのみ。

2.PUP、IR情報
 IR入りは今のところなし。PUPはドラ2ルーキーのWRエスクリッジとRBホーマーがActive/PUPリスト入り。

3.オフェンス,ディフェンスの概況
 ここまでのキャンプ序盤はディフェンスが優勢。オフェンスは新スキームに移行中で主力の大半が残った守備側が有利なのは自明なので驚きはなし。特に新加入のCBウィザースプーンが連日PBUを複数回マーク。さらにデシール、ランドールがINTを決めたDB陣が活躍。また昨年全休したOLBテイラーはエレクトリックだと太鼓判を押される。パッドインする最初の紅白戦が楽しみだ。
オフェンスは上述のエスクリッジ不在によりWR3争いが激化。2年目のスウェインとハートの二人が中心となってアピール合戦が起きている。スウェインはドラッグルートで三連続FD更新となるキャッチ&ラン。ハートはDBからホールディングの反則を受けながらもフルエクステンションのスーパーキャッチを披露するなどバチバチにやりあっている模様。
 TEはエバレットがスキームに慣れている分ボールがよく集まっている。ここまではエース並みのフィーチャーっぷりのようだ。彼自身「4月に移籍が決まってからサンディエゴでラッセルたちとワークアウトをおこなってきたから」と自覚と覚悟はばっちり。控えではパーキンソンが4日目で2TDレシーブ+30yd超のビッグゲイン(いずれもQBはジーノ)でアピール。今年はデプス上位2枚が盤石なものの2TEを多用するオフェンスでならTE3にも必ず出番は回ってくるはずでポテンシャルの高さに期待したい。
 OLではCポシックがハムストリングの怪我の影響でウォークスルーのみの参加だったが2日目からポジションドリルには復帰しており11on11にも復帰できるのはもう少しといったところ。RTはシェルとオブーイの間で先発争いが勃発。ここまで1日ごとに先発を入れ替えてパフォーマンスを競っているところだ。




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