オーナーが亡くなってからホーム初勝利

SEA27-24GB 

オフェンス最初のプレーでファンブルロストからの連続TDで14点差をつけられてからの逆転勝利。
序盤の嫌な展開を吹き飛ばしてくれたのはルーキーのこのスーパープレイでした。
先週の大活躍でRB2番手に昇格して早速のビッグプレー。ここまでは体重を増やして当たりに強くなるように指導されていたものの、持ち前のスピードとカットの鋭さが失われたため逆に体重を減らしたことで以前のキレを取り戻しつつあるとのこと。BUFのルショーン・マッコイを彷彿させてくれました。

その後はカーソンのランを中心にボールを進めて得点を重ねる間に守備陣が粘る展開に。
守備は後半GBを3得点に抑えて勝利に大きく貢献しました。ルーキーのDEグリーンとマーティンはキャリア初サックを決め、エースのクラークは今シーズン10サックの大台に乗せました。

効率的なレッドゾーンオフェンス
今シーズンはここまでリーグ6位のTD率を記録。
この試合ではゴール前でRBを大外にセットさせたエンプティを使ってマンツーかゾーンを見破ろうという工夫がなされていました。またゴールラインパッケージから素直にランでTDが取れるのも昨年までとの大きな違いになっています。


縁の下の力持ち、DEジェファーソン
ロジャースに浴びせた4サックのうち、2サックで重要な役割を果たしたのがジェファーソン。
スタッツこそ付かないものの彼がDTの位置からポケットを押し込んでステップアップさせないことでクラークや他の選手のサックに繋がりました。


いきなりの2ポゼビハインドが無ければもう少し楽な展開だったかもしれません。いずれにせよワイルドカードのライバルとの戦いは今後も続くので気の抜けないシーズンが続きそうです。