12th man in the haddle

シアトル・シーホークスを応援するブログ

2017年03月

新たに2人と契約、さらに2人と再契約を結びました。

ニューカマー OGオデイ・アブーシ、LBアーサー・ブラウン

アブーシは2013ドラフト五巡指名。カープこと元シーホークスのOGカーペンターにNYJから追い出される形でHOUへ。ラング獲得に失敗した後だけに二番煎じではあるもののヴァージニア大学自体はLTとRGでプロ転向後はLGと控えとしては使い勝手のいい補強。イフェディ、グロウィンスキーと争うことになる。

ここで閑話休題。個人的にはイフェディをRTに配置転換するのではと勘ぐっている。というのも昨シーズンFAで折角獲得したエバンスを放出しておいてあの体たらくを見せつけられた。ジョン・シュナイダーGM(以降JS)も今年のFA解禁前に後悔したとインタビューに答えただけにRGに即戦力を加えて万が一イフェディRGプランが頓挫しても大丈夫なように動いていても不思議ではない。またイフェディ自身もインタビューで「大学でRGはちょろっとやっただけだし難しいっすわ」と答えている。何れにしろトレーニングキャンプでハッキリする筈なので気長に待つべし。

ブラウンはBALへ2013ドラフト2巡指名で加入。JAXとNYJにも在籍。LBの全ポジションを経験済みという器用貧乏さを活かしたデプス要員。移籍したコイルの後釜であり、取り敢えずはILBの控え兼緊急自体時のSLBということだろう。デプス要員を新人よりも計算が立つベテランでカバーするというのはシーホークス的には珍しいのでもしかしたらサプライズ人事になるかもしれない。

リターンズ TEウィルソン、CBシェッド

共に単年契約ということだが意味の異なる契約となった。ルークは2番手だけど活躍したら来シーズンは大型契約が期待できる。一方シェッドは膝の大怪我からの復帰を目指す上でチーム的にリスク最小限の契約。つまりいつクビにされても不思議じゃない崖っ淵状態である。復活するしないに関わらず、ドラフト上位でCB指名が予想されるわけで厳しい一年になりそうだ。

現地3月14日、GBよりFAとなっていたRBエディー・レイシーと契約。1年5.55M(インセンティブ込み)とリーズナブル。
昨シーズン苦しんだ3rd&ショートを打開できるパワーバックを更に一枚加入させた。これまでロールズが担ってきたものの耐久性に不安があるためレイシーとの二枚看板でシーズンを戦い抜くものと思われる。特に昨シーズン前半はロールズの抜けたために起用されたRBマイケルのダウン更新率が低かったためにオフェンスの停滞感は凄まじかった。それを示すようにここ数年で初めてランパスの比率でランが下回る結果を招いた。昨シーズンのWCPOがそうてであったようにこのチームはランが出ればオフェンスは機能するわけで、来シーズンは原点に立ち返りランヘビーオフェンスを目指すだろう。
さて、レイシーのキャリアであるが名門アラバマ大学から鳴り物入りでGBにドラフトを経て加入。1000ヤードラッシュを2回達成するもののここ2年は怪我で稼働率が落ちていた。デカイ体躯を最大限に活かしたプレースタイル。しかし闇雲に決められた走路しか走れないのではなく、複数のホールを見極めて最適なレーンを選択出来る戦術眼を併せ持つ。一方で横方向への急激なカットや外を捲りきるトップスピードは無いためこの辺りはロールズと補完しあう関係になりそうだ。

これでドラフトでのRB指名はほぼ無し。オフェンスで指名するのはTEとWR、OGくらいだろうか。
この後のFAで狙うとすれば残りのキャップスペースで考えるとベテランの3テクDTくらいだろう。あとのポジションはドラフトで補完するものとしてそろそろドラフト候補生記事も準備していく所存。

お久しぶりでございます。
前回のエントリーからあっという間にオフシーズンに突入してしまい、シーズンの総括やらなにやらやりたかったんですがここまできてしまいました。

さて、オフシーズンとはいえこの記事を書いている時点ですでにFA市場が解禁されシーホークスも動きを見せています。



獲得 LTルーク・ジョーケル
まず1日目に獲得したのはJAXよりFAとなったジョーケル。2013年ドラフト全体2位指名されたもののここ数シーズンは怪我に泣かされてたこともあり5年目オプションを行使されることなく放出。
昨シーズンはLGにコンバートされましたがプレシーズン2戦目までLTで起用。シーホークスでもLTで起用されるでしょう。ただし左足のACL、MCLを断裂しておりそこからいかに復活出来るか未知数であります。
契約内容は単年8M。補償額等は明らかになっていませんが出来高分をあわせて最大8Mなのでリスクの低い契約となっています。

チーム訪問 TJ・ラング、ベテランRB
TJ・ラングはGBからFA。RGとして先発。DET、SEAを訪問しより待遇のいいチームと契約する模様。GBも再契約を模索しており契約は困難でしょう。
RBはジャマール・チャールズ、ラタビアス・マレー、ADとベテラン達が訪問予定。安く契約できない限り加入することはないでしょうが、一方でロスター下にいるRBの耐久性には不安があるのでドラフト等で補強は必要でしょう。

ここまでの動きを見るとFAでオフェンスを補強し、ドラフトでディフェンスという流れが垣間見得ます。シーホークスからFAになった選手ではCB、OLB、Sがいますのでこれらのポジションをドラフトすると思われます。



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