トレーニングキャンプ半ばで行われるホームスタジアムでの紅白戦。プレシーズンマッチが4試合から3試合に減少したため実戦形式で攻守の1stチームが開幕戦前にまとまってプレーする貴重な機会。ここで活躍出来るかがロスター当落線上の選手たちにとって今後を左右する大事なイベント。
スタッツは下記の通り(なおアンオフィシャルのためスタッツはすべてを網羅していない)
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1stチームのオフェンスは最初のドライブでラッセルからDKへの40yd超のロングパスを決めるなどで順調に敵陣ゴール前までボールを進めて最後はRBカーソンのTDランで締め。
ただそのあとは3FGとRZまで攻め込むが決め手に欠く展開。レシーバー陣はまんべんなくパスが回ってきた中で、やはりDKの一発は頼りになる。
ブラウンが有給のためLTは新人のフォーサイスが登場。課題のランブロックはまだパワー不足が否めないもののパスプロでは安定感を見せた模様。Cはポシックがハムストリングのハリが再発したためフラーがイン。
一方1stチームのディフェンスはNTフォードのファンブルリカバーTDを決めるなど1FGに抑えて完勝。ダンラップが2サック。4Qにはダンラップが外からプレッシャーをかけてラッセルをステップアップさせたところにハイダーが中央を割り込んできてサックを決め、新戦力とのコンビネーションを見せてくれた。
KマイヤーズはPATを1本外したものの50yd1本を含むFG4本を全て成功させる。昨シーズンは蹴ったFGを全て成功させた唯一のKだっただけに好調をぜひキープしてもらいたい。

やはりというかQBは先日契約したマニオンについてはほぼアシスタントQBコーチ扱いらしい。この日も2ndチームに入ることはなく、2年ほどウォルドロンのもとで学んでいたプレーブックのインストールを補助する役目のよう。代わりに入ったのはジーノとマグーだがこちらはジーノに軍配が上がった。今年もマグーはPSでジーノがQB2になりそうだ。
他で目立ったのは2年目TEパーキンソン。TE勢では出色のパフォーマンスを見せてデプスで上の2人にプレッシャーをかけている。プレシーズンでも出番はかなり貰えそうなので彼の残す数字に期待したい。