お久しぶりです。私生活がバタバタしてて更新サボってました。
その間もシーホークスの試合は追いかけてましたがビルズ戦は苦しいゲームでしたね。
少し振り返ってみようと思います 。

オフェンス
 誤算だったのはアウトサイドゾーンのランが機能しなかったことでしょう。左右どちらの方向でもゾーンブロックを押し込まれてDLにロスタックルを喰らう場面が散見されました。純粋にOL vs DLではこちらが圧倒されてましたね。ダラス、ホーマー、コリンズの誰が走ってもアウトサイドゾーンは駄目でした。またカーソン、ハイドのようにインサイドへのランで驚異になれるRBが現状いませんので2人の復帰まではピッチやカウンター系のランプレーで誤魔化していくしか無さそうです。
 当然ランプレーが効果的に出なくなるとPAパスも通しづらくなります。この試合でもラッセルがPAパスを投げあぐねる場面がありましたし、少し味付けを変える必要があるのではないでしょうか。
 具体的にはTEへの短いパスをもっと積極的にコールすべきなのかなと。TEは主力3枚がいずれも怪我することなくここまでやれてきてますし、WRへのパスは読まれている部分も多いのでアーリーダウンからTEを使ってショートパスで散らせればラッセル自身の負担も下がるんじゃなかろうかと愚考します。

ディフェンス
 ビルズがここまでパスに比重を置いて攻めてくるとは想定外だったのだろうと思います。ここまでのビルズはシングレタリーのランを基点にアレンがQBパワーやスニークでショートヤードをもぎ取りながらディグスへのミドルからロングのパスでビッグプレーを狙うのが定石だったように見受けられました。
 この試合ではRACで稼がれたのも含めてDBのカバーが完全に無力化されてしまいました。ブリッツが多かったですが、その分後ろは1on1のマンカバーを多用したためQBアレンとしてもプレリードで迷うことなく投げ込むことが出来たのだと思います。
 DCノートンJr.としても苦しいプレーコールが多かったですね。4メンでプレッシャーが掛けられればここまでブリッツに頼る必要もないですし、カバー3等のゾーンカバーでアサイメントミスが起こらなければロングパスで一発TDも減るはずです。4メンに関してはダンラップの加入+離脱中のメヨワの復帰で何とかなるような気がしますが、ゾーンカバーの問題は一朝一夕で終わらないですし厳しい時期はまだまだ続くんじゃないかなと思います。