プレーオフでの鳥対決ではホーム側10戦全勝だったらしい
SEA17-9PHI

dkm01
出典:sports illustrated.com
良かった点
・機能したPAパス・・・ここ4試合中3試合で機能不全だったPAパス。この試合ではPHIディフェンスがこちらのランに対して終始コミットしてくれたため、まずLB裏及びフラットゾーンをつき、焦ったPHIがマンブリッツカバー0できたところをMAXプロテクションからDKのロングポストで一発TDを奪った。
(因みにPAパスは後半最初のドライブに集中している。このドライブのみでPAパス成功3/4、82yd1TDだった)

・PHIオフェンスを0TDに抑えたディフェンス・・・この試合は7サックを含めディフェンスが相手オフェンスを要所で抑えることに成功。RZディフェンスは0/3と進まれても折れないディフェンスが出来た。
  
悪かった点
・ハントvsコックス・・・小柄なハントが、ど頭1回目のドライブからフレッチャー・コックスにアオテン喰らって、思わず目眩を起こしたファンは10億人くらいいたと思う。ここのミスマッチはこの試合に限らない。来季に向けて大型Cの補強は必至。

・ラン不発・・・PHIはLBをLOS付近にセットさせるゲームプランを用意してきた。怪我人発生でOLのCからLTまで全員控えのOLではインサイドにまともな穴は開けられず。とはいえランにコミットしまくってくれたお陰で逆にPAに引っかかりまくってくれたのでDKの記録的大活躍に繋がった。

・ペナルティ祭り・・・11回114yd罰退。喪失ヤードのほとんどはフラワーズのDPIだったがより致命的だったのはフォルススタートやホールディング等のオフェンスファウル。これがなければもっと圧倒できていた。

その他
DK・メトカーフ、プレーオフ初出場選手新記録となる7キャッチ160yd1TD。縦しかない、足は速いがパスルートをまともに走れない、落球癖ありと散々こき下ろされたドラフト前の評価を吹き飛ばすセンセーショナルな活躍。かくいうブログ主もトレーニングキャンプまではアンチだったことを告白する。