ジャニ公の自作自演で何とか勝利。

SEA20-17ARI 
ARIの先発は今年の1巡QBローゼン。前半はそのローゼンを苦しめてリズムを作らせず返す刀で首尾よく先制TDを取るもFGを連続失敗したことでARIが息を吹き返し7-10で後半を迎えるというgdgdっぷりを見せられたものの相手のFG失敗に助けられた形に。

この日のオフェンスはRBカーソンの欠場が急遽決まったもののランで171ydを獲得。中でもRBデービスが21回101yd 2TDとカーソン不在を感じさせない活躍でした。一方で3rdダウンコンバージョン0/11という壊滅的な数字。因みに10回以上の3rdダウンで一度も更新せずに勝ったチームは91年以降で20回目という珍記録を達成しました。
ほかのマイナス要素としてはTEディスリーがシーズンアウトの大怪我。一昨年のグラムと同じ膝蓋骨の脱臼で一年後に復帰できたグラムのように復活して欲しい。

ディフェンスはNTリードがサックを決め、CBフラワーズがFFするなど要所で活躍したものの終盤にETが足を骨折する大怪我を負う大誤算。 これでアールのシアトルでのキャリアも終焉となるでしょう。
キャップスペースが無ければどんな選手でも放出される可能性はあり、一つのチームでキャリアを終えることがどれだけ大変かもわかっていたつもりでしたが、これにて現体制初ドラフトからチームを支えてきた選手が居なくなるのは寂しい限りです。

さて、次戦はLARとのホームでの対戦。昨シーズンはPO進出をかけた一戦でまさかの7-42のボロ負け。  
今回は意地を見せれるのか、はたまた稀代のHCマクベイ率いるライバルに屈するのか。

オマケ
教科書通りのトラップブロックがあったので紹介がてらに。
トラップを打ったLGもさることながら、RT、RGの2列目へのリーチブロックも芸術的。
またTEバネットがDEを抑えて走路を確保出来ているのもグッド。グラムと違ってエッジを抑えられるTEがいると去年までのゾーン一辺倒のブロックから脱却してプレーの幅が広がるのでバネットの責任も重かったりする。