現地3月14日、GBよりFAとなっていたRBエディー・レイシーと契約。1年5.55M(インセンティブ込み)とリーズナブル。
昨シーズン苦しんだ3rd&ショートを打開できるパワーバックを更に一枚加入させた。これまでロールズが担ってきたものの耐久性に不安があるためレイシーとの二枚看板でシーズンを戦い抜くものと思われる。特に昨シーズン前半はロールズの抜けたために起用されたRBマイケルのダウン更新率が低かったためにオフェンスの停滞感は凄まじかった。それを示すようにここ数年で初めてランパスの比率でランが下回る結果を招いた。昨シーズンのWCPOがそうてであったようにこのチームはランが出ればオフェンスは機能するわけで、来シーズンは原点に立ち返りランヘビーオフェンスを目指すだろう。
さて、レイシーのキャリアであるが名門アラバマ大学から鳴り物入りでGBにドラフトを経て加入。1000ヤードラッシュを2回達成するもののここ2年は怪我で稼働率が落ちていた。デカイ体躯を最大限に活かしたプレースタイル。しかし闇雲に決められた走路しか走れないのではなく、複数のホールを見極めて最適なレーンを選択出来る戦術眼を併せ持つ。一方で横方向への急激なカットや外を捲りきるトップスピードは無いためこの辺りはロールズと補完しあう関係になりそうだ。

これでドラフトでのRB指名はほぼ無し。オフェンスで指名するのはTEとWR、OGくらいだろうか。
この後のFAで狙うとすれば残りのキャップスペースで考えるとベテランの3テクDTくらいだろう。あとのポジションはドラフトで補完するものとしてそろそろドラフト候補生記事も準備していく所存。