12th man in the haddle

シアトル・シーホークスを応援するブログ

チーム分析、ディフェンス編

3テクは誰の手に
ルーキーのマクダウェルが長期離脱確定で俄かに競争が激しいのが3テク。去年怪我で棒に振ったジェファーソンか新人ジョーンズが射止めるのか。LEOはエイプリル、5テクにベネットは変わらず。NTは2年目のリード。ニッケルではクラークがエッジや真ん中に入って3DE起用が今年も多くなると思われる。

盤石のILB、OLBは未定だが……
ワグナー、KJの二枚は今年も大車輪の活躍に期待。特にワグナーにはブリッツ要員として昨シーズン後半効果的に働けた。今年もブリッツパッケージの要になるだろう。
OLBは後述の理由から重要度ではかなり低いことになりそう。とは言えベース体型は4-3underに変わりはないので無難に出戻りのモーガンが最有力か。

RCBはルーキーに軍配か
ドラ3CBグリフィン(以下シャック)がシャーマンの逆サイドを勝ち取りそうだ。NBは引き続きレーンが担当。ダイムは誰なるか最後までもつれそうだ。シャックはキャンプでRWからINTを奪う活躍もありアピールは上々。いよいよシェッドの居場所がなくなってきたか。

SF3枚起用に向けて
まずETの練習復帰が早かったので一安心。チャンセラーも契約延長したしこの二枚は確定。
ドラフティー三羽ガラスはプレシーズンの見所の一つ。そして今年のキープレイヤーたるマクドゥーガルとデプス的には最も分厚いポジションとなった。
マクドゥーガルは基本的にLB兼CBのハイブリッドの起用で使う予定。

今季のチーム分析、先ずはオフェンスから。

絶対的司令塔
エースQBラッセル・ウィルソンが全ての中心。ランであれパスであれRWのパフォーマンスが安定すれば自然と成績はついてくる。昨シーズンは怪我で序盤はオフェンスは常に低空飛行を余儀なくされただけに彼を如何に怪我や不調から遠ざけられるかが鍵。またバックアップは2年目のボイキンとFAからオースティン・デイビスを獲得。素行面で問題のあるボイキンは正念場でしょう。

スピードとクイックネス命のレシーバー陣
エースレシーバーはダグ・ボールドウィン。ゾーンの切れ目を的確につけるルートランと一瞬でマンカバーを振り切るアジリティで2年連続レシーブ1000ヤード越えをマーク。スロットの位置からあらゆるゾーンで驚異になるでしょう。
ディープターゲットとしてはロケットとリチャードソンが担います。ロケットは昨シーズン怪我に泣かされたこともあり大きなインパクトを残せま
せんでしたがジェットスウィープからランプレーでTDをあげるなどよりガジェットプレーでボールを持たせる役割が増えそう。リチャードソンはロケット離脱後から代わりに起用され印象的なスーパーキャッチで貢献してくれました。この二人がどれだけ縦にディフェンスををストレッチできるかで他のレシーバー陣が活きる余地が生まれるので起用方法を含めて要注目です。
前者に埋もれてしまったのがカース。レシーバー陣では貴重なポゼッションレシーバーですがマンカバーで消される試合が多く、得意とするスラントなどのショートパスでも貢献度が低かったのが大きく成績に響きました。このタイプではマケヴォイなど実績の少ない選手が多いだけに復活に期待したい所。そのマケヴォイは元QBということもありダブルパスなどスペシャルプレー要員も兼ねていくらか出場機会を得ました。レシーバーとしては荒削りですがミドル以上のパスルートで実績を作りました。今後は短いパスルートでターゲットになれれば面白い存在になりそうです。

ミスマッチを重視したTE陣
競合いと高さ勝負のグラムが先発。大怪我から復活した昨シーズンは容易く競り勝てるレシービングTEとしてまずまずの出来。ただ成績的にはまだ上を狙える選手だけにレッドゾーンでの決定率を上げたい。控えはルーク・ウィルソン。40yd4.5秒を切るトップスピードが持ち味ですが、専らデコイやアンダーニースでのターゲットとしての役割が多い。二人ともランプレーでのブロッカーとして求められることも多いので仕事量はかなりのものになるはず。三番手のバネット含めて上手くローテーションしながら起用したい。

ほぼ全員怪我上がりのRB
FAで元GBのレイシーを獲得。中へのランでディフェンスにプレッシャーをかけたい意図が見える補強となった。足の怪我でシーズンの大半を棒に振っただけに新チームで目に見える活躍を期待したい。昨年のエースだったロールズもプロ3年目で年間を通して安定したパフォーマンスを見せたいだろう。どちらもパワータイプのランナーであり必然的に強烈なヒットを受けやすいのでキャリー数を2人で分散させながらの起用で怪我のリスクを抑えたい。
3rdダウンバックは2年目のプロサイスが担う。こちらも骨折からの復帰。昨年は@NEで大々的に起用されLBとのミスマッチでレシービングバックの本領を発揮した。
4番手はコリンズ。昨シーズンは体重を落としてから目に見えてスクリメージを突破する速さが上がった。去年いたメンバーでは唯一耐久性に問題がないこともあり状況次第でいつでも先発起用があり得る構成だけにこの番手でも計算できるRBは必要だろう。

手探り状態のOL
ミニキャンプまでの状態で左からファント、ジョーケル、ブリット、グロウィンスキー、イフェディの並び。この5人がまんま開幕戦で先発するのかもわからないですが、ランプレーさえまともに出せれば勝てることはこの数年で嫌という程味わっているわけでOLに命運が掛かっていると言っても過言ではないでしょう。



#35 Malik McDowell (DT, Michigan State)
 
 
 内からも外からもプレッシャーをかけられるDT。能力的にはTOP10と持て囃されただけあり、パワーとスピードでOLを圧倒する。
ただその能力を持ってしてもここまでスリップしてしまった主要因であるインタビュー史上最悪と言われた程のやる気のなさが問題。
メンタルの問題さえ克服すればDROYも狙える逸材だが果たしてどうなるか。

#58 Ethan Pocic (OL,LSU)

ゴリゴリのランオフェンスを敷くLSUのプロスタイル出身C。
カレッジでのキャリアはCで29試合、RGで9試合、RTで1試合。
本人曰くOLなら何処でも出来るだけにチームがどう起用するか判断できない現段階では評価し難い。
ハンドテクニックに優れていてアサイメントミスも少なくブロックを漏らす場面はほぼ見ない。
#90 Shaq Griffin (CB, UCF)
  
40ヤード4.38、ショートシャトル4.14秒と直線的なスピードとアジリティを兼ね備える。
プレースタイルもアグレッシブにボールにチャレンジする選手で大学最終年で15PBU4INTをマーク。
腕の長さも32インチ以上でアウトサイドでもニッケルでも起用出来そう。
インサイド系のパスルートが苦手。スラント、イン、ポストの3パターンで415ヤード許している。
逆に直線的なルートに対して滅法強い。GOルートでは19回投げられて1回しか通していない。
#95 Delano Hill (S, Michigan)

ミシガン大ではペッパーズの相方としてシングルハイセーフティを経験済み。
またパスシチュエーションではニッケルやダイムとしてレシーバーとマッチアップするなど多様なプレーが出来る。
タックルはヒットパワーこそないが堅実でミスも少ない印象。
#102 Nazair Jones (DT, North Carolina)

ランストップ型3テクDT。
パワーで真っ向からブロッカーを受け止めても押し込まれない強さが持ち味。
パスラッシャーとしては四年間で5サックなので期待は出来ないがハエたたきで10PBUをマーク。
大学最終年は70タックル、9.5TFL。
#106 Amara Darboh (WR, Michigan)
  
ルートランと球際でのしぶといキャッチが特徴。
スピードに乗れるディープゾーンでのパスルートではセパレートも可能。
豊富なルートランは使い勝手が良く、ランブロックも献身的で的確。

#111 Tedric Thompson (S, Colorado)

昨シーズン全米最多となる7INTをマーク。
カバー範囲の広いFSでキャッチスキルも高いボールホーカー。
タックルに改善の余地あり。一度ブロックされるとあっさり抜かれるのでフィジカルの強化とタックル技術の向上は不可欠。
#187 Michael Tyson (S, Cincinnati)

一発で仕留めるタックルが持ち味のボックスセーフティ。
アンダーニースへのパスやスクリーン、ランプレーに対して素晴らしいもののセーフティ本来のディープゾーンの守備が不安定。
#210 Justin Senior (T, Mississippi State)

DALの正QBプレスコットを守っていたRT。
シニアボウルのパスラッシャーとの1on1ドリルでガッツリ評価を下げたが大学最終年は3サック15ハリーしか与えず。
テクニックに疎い典型的なスプレッド出身OLなので何事も無ければ一年目は育成させるべき。
#226 David Moore (WR, East Central)
今年のスモールスクール枠。57キャッチ、878ヤード、10TDの成績であるが情報が無いため何とも言えない。
スカウトを定期的に派遣するなどフロントはかなりご執心だったもよう。
#249 Chris Carson (RB, Oklahoma State)

今年の締めはパワーバック。
一発では倒されない力強さが特徴。ハードノーズなスタイルながらファンブルがほとんどないのも好印象。直線的なスピードは無い。またカットバックレーンを見極めて走るタイプでは無いので予定されたホールが開かない場合は厳しい。

今オフはFAでオフェンス、ドラフトでディフェンスの補強方針通りでこれにて的確にニーズは埋まった印象。またPocicやSの3人指名に見られるように来期以降FAで流出する可能性のあるポジションを今年のうちにドラフトしておくことも見据えていたのかなと深読み。特にSの補強は将来的にS3枚起用(所謂Buffaloディフェンス)の常態化を目指していると考えられる。



 

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